パッションフルーツについて

パッションフルーツはトケイソウ科のつる性の植物で、その名のとおり時計の文字盤のようなきれいな花が咲きます。原産地は南アメリカ大陸で、18世紀ごろに南米から日本に渡来したと言われています。国内でもっとも収穫量が多いのは奄美地域を中心とした鹿児島県です。

なお、パッションフルーツの「パッション」は英語の「情熱」ではなく「キリストの受難」という意味で、花の形に由来があります。日本では、花が時計の文字盤に見えたことからトケイソウと名付けられましたが、大航海時代のイエズス会士が「花の中心にある十字の形からキリストが張り付けになった十字架を連想し「受難の花(Passiflora)」と呼んだことがはじまりとされています。

(出典:パッションフルーツとは?品種や特徴、おいしい食べ方とレシピもご紹介! | クラシル)

パッションフルーツは、昔から抗不安作用や抗うつ作用があるとされ、生薬や漢方薬としても利用されてきました。また、特に種子中に機能性成分であるポリフェノールが多く含まれていることが分かってきています。

パッションフルーツ種子には、ブドウの約7000倍ものピセアタンノールが含まれ、また、脂肪を消費する機能があります。脂肪を消費する機能のメカニズムとしては、サーチュイン遺伝子と呼ばれる長寿遺伝子の活性化により引き起こされる脂肪酸のβ酸化促進の関与が考えられます。

(出典:パッションフルーツLabo ブランドサイト|森永製菓株式会社パセノール™)

 

美味しい食べ方

包丁で半分にカットし、スプーンで中の果肉をすくってそのままお召し上がりください。甘酸っぱい果汁とぷちぷちした食感がクセになります。冷蔵庫で冷やしてから食べるのもおすすめです。

当農園のパッションフルーツは、完熟した実を収穫しておりますので、到着後すぐにお召し上がりいただけます。

その後、追熟して果皮がシワシワになった頃には、酸味が抜けてきて甘みが増します。ぜひ、違いをお試しください。

 

おすすめレシピ

・ヨーグルトやアイスクリーム、カキ氷にトッピング
・炭酸水やカクテルに果汁を加えてトロピカルドリンク
・サラダやドレッシングに添えてフルーティーなアクセント
・チーズケーキやタルトのソース、手作りのジャム

・奄美大島のソウルドリンク、「みき(神酒)」や「黒糖焼酎」にも相性抜群